2016/03/28 木星撮像 その2

惑星をビデオ撮りする観測者は圧倒的多数がバーローレンズを使用するのですが、
私は以前から使用していた 拡大投影レンズ XPシリーズ (PENTAX) を選択しました。

DSC_1308.jpg

バリチューブは本来 拡大率を上げる道具ですが、XP が Cマウントアダプター に
当たってしまうので、どちらかと言うと、当たるのを避ける為にバリで空間を確保
しています。

主砲接眼部に取り付けたら、こんな感じです。

DSC_1302.jpg

カメラ本体が軽いので、接眼部からの出っ張りはあまり気になりません。

制御ノートパソコンを含めたら、こんな様子です。

DSC_1303.jpg

そして夜、あっさり快晴。RS (大赤斑) が見える角度にいるから急いで準備して
撮りました。

J20160328.jpg

ここからの2枚はクリックすると原寸サイズが現れます。

時刻表記は UT.

画像の大きさから合成焦点距離を求めると 約4190mm で、目標どおりの拡大が
得られました。
因みに、XP は他に XP14 と XP8 を試しに使いましたが、大き過ぎて不適格でした。

写真の右側は約3時間後。シーイングが良くなって、これは期待以上のデキです。

さらに3時間後、火星と土星の初撮りも試みました。

ms20160328.jpg

土星はやはり暗く、ブツブツ感があり、これ亡くさなきゃ後の処理に問題があり、
簡単ではありません。

まぁ、しかし、これでやっていけそうな感覚得られたのは幸いです。

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