2012/06/06 金星の日面経過

8年振りの金星日面経過が見られました。

8年前は厚い雲に覆われたままで終わり、今回も東日本では雲が多く、
梅雨の始まりと概ね一致するこの時季の現象は簡単に見られるものではない。
京都では、ここぞというタイミングで雲に覆われ、特異現象には迫れなかった。
しかし、太陽の直径の30分の1という大きな黒い金星を見ることができたのは
幸運である。

現象のデータ - 京都  (天文年鑑2012年版)

第1接触 07:10:57
第2接触 07:28:34
食の最大 10:29:53
第3接触 13:30:14
第4接触 13:47:39

撮影器材:
上の2枚は105mmEDHF(PENTAX), 他はFC-100N(タカハシ)
Nikon D300

向きはいずれも南が上です。

3768.jpg3789.jpg
フィルターはKenko ND100000, 口径57mmに絞る.

ven13.JPG
フィルター, はじめの6コマはFuji Film ND3.0,
7コマから後はKenko ND8 + ND8 + ND8, 口径70mmに絞る.

No1-No2.JPGNo3-No4.JPG
左は第1接触 ~ 第2接触, 右は第3接触 ~ 第4接触.
ちょっと面白い見え方しているのは左の下から5コマめ。
金星の縁のところで太陽の縁が膨らんでいるように見える。

3801.jpg
フィルターシステムを中間辺りで変更したのはピントに問題ありと判断した為。
終了近くにはシーイングもある程度回復して、黒い金星と黒点を並べて撮ることができた。

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